高齢者の4大骨折。

「大腿骨頸部骨折」 「上腕骨近位端骨折」 「橈骨遠位端骨折」 「脊椎圧迫骨折」


今日は大腿骨頸部骨折術後患者について思うこと。

股関節の骨折ということで、もちろん股関節の安定性が低下する。

最近注目しているのが、

仰臥位 膝関節屈曲位 で 股関節外旋運動 を軽い抵抗運動でやってみること。

私の中の仮定だが、

股関節が安定している方は、

・股関節外旋六筋 (人工骨頭挿入術等で切開し放置されたものは含まれない?)

・表層の殿筋群(大・中・小) : 矢状面で股関節軸の後ろ側にある線維群

だけが働くと考えている。

だが臨床上は、「大腿直筋の収縮と腱の膨隆」 を多数の症例で認める。

おそらく股関節屈曲あるいは膝関節伸展による代償だと考えている。

私が担当するのはほとんどが70-90歳台の高齢者だが、

「抵抗のかけ方」 「口頭指示」 「収縮箇所の提示」

を適切に行うと全症例で改善可能である。

これが可能になったからパフォーマンスが上がるかどうかのデータは持ってないので、

なにか知見を持っている先生がいらっしゃったらぜひ知りたい。