↓ 前置きがえらい長くなったのでめんどくさい人は飛ばして下さい ↓


〇 Take action!  More active!

唐突ですが、サッカーの長友選手がまたインテルで活躍されていますね。

一時期は構想外にされていたにもかかわらず、

今は確固たる地位をまた確立している。

普通ならある程度年齢を重ねると自分のピークは過ぎてしまって

若い選手もたくさん出てくるし仕方ないと思ったり、

あるいは自分を出してくれない監督のせいにしたりする場合も。

しかし長友選手は腐らず驕らず謙虚に努力を重ねたそうで。


2015年10月31日 本人談

「ここ何カ月か試合に出れない中で自分の長所と短所をしっかり見つめ直して、

 それを徹底的に練習から120パーセントやっていたんで、

 それが今のコンディションにつながっていると思う」

「努力をいかに続けられるかが一番大事。こうやってチャンスが来た時に

 つかめるかどうかというのも、その努力をしたかどうかが一番大事だと思う」

「ピンチはチャンスじゃないですけれど、ホントに大きなピッグチャンス

 だと思ってやっている」

有言実行、本当にperfectですね!


ただ私が思うことを少し付け加えると

「無駄になる努力はないけれど、報われない努力は存在する。」

結果を出すことは重要だが、全員が長友選手みたいにスーパースターじゃないし

全員が思ったところで結果を出せるわけではないと思います。

ただその結果は違うところで必ず出ると思います。

サッカーのための体作りがサッカーでは成功しなかったけど

次の仕事での体力に繋がって、その仕事が成功するとか。


ただ成功するためには必ず 「継続する努力」 と踏み出す 「一歩」 が必要。

目の前にちょっと心配だけどやってみたいな、と思ったら

自分を信じて足を一歩踏み出してみる!

失敗して元の道には戻れないかもしれないけど

必ず出した 「一歩」 は次の 「一歩」 につながって必ず 「道」 になる!

やらなかった後悔よりもやって後悔する方が絶対いい!!

Take action! More active!

後悔のない 「今」 をお過ごしください。

・・・年末・年始に同じような内容を書いていたので興味ある方は・・・

変わらない『鐘の声』 と 変わりゆく『自分』  最初の一歩




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

↓ ここからが本題 ↓


〇痰がつまっている様子をイメージしよう!

前回は肺の広がる様子を紹介しました。

今回は肺の障害についてイメージを捉えたいと思います。


皆さんは呼吸の勉強をする際に何から勉強したでしょうか?

私は呼吸療法認定士の資格を取るために

講習会のテキストで勉強したのですが、

どんな教科書でも最初に出てくるのって何でしょうか?

大概が 解剖 じゃないでしょうか?

第1章:解剖学 第2章:生理学 第3章:運動学・・・みたいな。


理学療法士はこの3つが基礎なんでもちろん大事なのは分かります。

ただ眠たい・・・よく分からない・・・とりあえずまた今度・・・みたいな!?

また次に教科書の最初から読みだすから進まない・・・



大事なのは最初から隅々まで理解することではなくて

共有すべき 「イメージ」 あるいは 「全体像」 を

つかむということだと思います。

講習会が分かりやすいのは key point を抽出して

大事なところだけをイメージして分かりやすいように説明してくれるから。

あとは講師の先生が体験した上で話をしてくれるから。


今回は 気管支は23回分岐するんや とか

肺胞表面積はテニスコートぐらいになるんや とかは

おいといて、

気管・気管支自体がどうなっているかを目で見てみましょう!


【正常の方の気管・気管支】



動画の最初の方にもありますが

声帯が動いている様子が非常に面白かったです。



今度は私達が対象とする肺に障害がある方のイメージ作りをしましょう。

下の動画は嚢胞性線維症の患者さんの内視鏡の様子です。

嚢胞性線維症 がどのような病気かは置いておいて、

痰がところどころ貯留している様子や、

肺胞内の組織が正常と異なる様子が見て分かります。

私達が対象としている患者さんも全く同じではないけれど

このような様子になっていると想像してみはどうでしょうか?




ここに物が詰まったらどうなっているのか?

あるいはそれを喀出するとはどういうことか?

ここでは気管支鏡で物理的に除去していますが、

理学療法士が直接掴んで出すことはできないので

呼吸介助や咳嗽を促すことで呼気流速を高めて吹き飛ばすんですね。

そのイメージを作りましょう☆


【気管につまったピーナッツを除去する様子】



ピーナッツは乳幼児とかが詰まると大変なことになるってよく聞きますよね。

こちら で紹介されています。

絶対3歳ぐらいまではピーナッツを食べさせないで下さいね☆


【乾いた痰がつまったらこんな感じ?】




この動画を見たらいかに加湿が重要かが分かりますね。

患者さんの口腔内に痰が湿気を失って固まっている場合がありますが、

気管の中も湿気を失うとこんな感じなんでしょうね。

この状態で呼吸介助してもそりゃ出て来ないですわね。


複合的に呼吸理学療法について考える。

いかがでしたでしょうか?

少しでも理論立ててアプローチすることにつながればいいなと思います。

長文に付き合ってくださった方ありがとうございました!

Today is the first day of the rest of your life☆


☆ 読んで頂きありがとうございました!

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