足ポンピングは理学療法士にとっての常識ですが、意外にできていないことが多いので
もう一度患者さんの運動を、また理学療法士の指導方法を見直してみて下さい!
⇒ 足ポンピング しっかり底屈してますか?
ちょっと本日の内容に入る前に...
ブログにコメントを頂ける方がいらっしゃって本当に感謝しています!!
ブログに限らず職場のミーティング等で皆さんは発言しますか?
人と人とが交わるとトラブルが起きる可能性はもちろんありますが、
それを恐れて自分の意見を言わないのであれば
厳しい言い方ですがその場にあなたは必要ありません。
『 思ったことは必ず形に! 1ミーティング1発言!! 』
私は当ブログで言いたいことを言わせてもらっていますが、
職場でもかなり言いたいことを言わせてもらっています笑
寛容な上司のおかげですが。
自分が思っているほどの評価を人からいただけることは絶対にありません!!
「私がこんな頑張っているのにあの人は」 とか
「こんなにも頑張っているのになんで評価してもらえないんだろう」とか
みたいにみんな考えていますから。
「 10人の人がいるとしたら、そのうち1人は
どんなことがあってもあなたを批判する。
あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人は、どちらでもない人々だ 」
⇒ 嫌われる勇気
人からの評価を恐れず思ったことを形にするようにしましょうね!
今日まであなたが生きてこられたなら
あなたがいまここに存在する価値が必ずありますから。
当ブログを見て下さる方、コメントいただける方、本当にありがとうございます!
だいぶ話が逸れましたが、『長拇趾屈筋』 の話に戻りたいと思います。
学生時代にその筋肉の存在自体は把握していましたが、
足関節拘縮に対してこんなにも影響するものとは思っていませんでした。
長拇趾屈筋恐るべしですよ!
まずは解剖から。
拇趾なんで小さな筋肉かと思っていたのですがそんなことはありません。
筋腹はかなり大きく、筋力(パワー)もかなりのものです!
腹臥位で膝関節屈曲位で拇趾(MTP関節)を屈曲してもらい
それを検者が体重をかけて引っ張てもびくともしないはずです。
そして足関節背屈制限がある患者さんでは、
長拇趾屈筋のスパズムや収縮不全、短縮が起こっている場合が多いです。
長拇趾屈筋は足関節底屈補助筋でもあるので、
背屈制限因子と言われればまあ納得できると思いますが
あんまりピンと来ない人もいるのではないでしょうか?
私も最初はあまり分からなかったのですが、
長拇趾屈筋は間違いなく足関節背屈制限因子のかなり大きな部分を占めます。
なぜかは下の図を見てもらえれば分かると思います。
足関節背屈時に距骨は後方に移動しますが、
長拇趾屈筋に問題があるとその動きをかなり制限します。
結果的に足関節背屈制限となってしまいます。
治療としては 「ストレッチ」 や 「自動介助運動」 がいいと思います。
腹臥位が行いやすいと思います。
図にも示しましたが、
しっかりとwindlass機構を抑制して行う必要があります。
また筋腹の直接圧迫による引きのばしも併用して行います。
一方、自動介助運動をする場合にはしっかりと収縮させきる必要があります。
具体的には
・IP関節ではなく、MTP関節をしっかり曲げること!
・足関節を底屈させること!
です。
足関節拘縮がある方には効果的な治療方法となり得るのでぜひやってみて下さい!
☆ 読んで頂きありがとうございました!
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