理学療法士 (PT) だって 人間だもん

脊椎圧迫骨折のリハビリエビデンスや理学療法の臨床で思う治療のワンポイント、理学療法士として身に着けておくべきメンタル等、理学療法士としての思いを形に。 

「PTだって人間だもん」のブログへようこそ!

職場という閉鎖された空間だけでなく、

よりたくさんの方と意見交換できたら幸いです☆

2015年01月

スポンサードリンク



英語の勉強法

理学療法士の未来に必要な能力に 『英語力』 と以前書きました。

 ⇒ TOEICのテストを受けて思うこれからの理学療法士に必要なこと

恥ずかしながら私は英語力がほとんどありません。

それを自覚するために2015年1月11日にTOEICのテストを受けてきました。

その結果は2月中旬に来ることになっています。

何点だったかはもちろん示します。


一つ言えることは受験する前は全く英語の勉強をしなかったのですが、

受けてから少し勉強するようになったという変化がありました。

「0」 が 「1」 に変わったことは私の中ではすごく嬉しいことです。

学習効果


ただ一つ気になることが英語の勉強法です。

私の周りには英語が堪能なPTというのはいないと思います。

たまに留学なりしていてしゃべれる方はいますが、

私は家族がいる等の理由を言い訳に留学できる環境ではないと思ってしまっています。


なので留学せず、また日常でも英語を使用せず

英語ができるようになるにはどうしたらいいか

それが一番の悩む点です。


世の中には英語の勉強法が多数存在しています。

これは医療の治療方法でもそうですが、

「治療法(勉強法)が多数存在する」 = 「唯一無二の絶対的な方法はない」

ということだと思います。


「要するに自分に合った方法を探すしかない!」

ということだと思っています。

なので今私が頼りにしているのが、

「勉強は絶対、勉強するな!」 です笑

理由はたまたま昔買って持っていたからです。


聞き取り・書き取り用CD付 英語は絶対、勉強するな! 学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ / 鄭讃容 【単行本】

価格:1,296円
(2015/1/30 06:24時点)




今はCDがついているんですね!

私が買ったものは付いていませんでした。

なのでCDは自前のTOEICテスト用を使用しているのですが、

専用のCDがあるのなら間違いなくそちらの方が良さそうです!


方法としては、5steps に分かれていて

①完全に聞き取る

②完全に書きとる

③英語の語彙や表現法に精通する

➃生きた英語を完全に体得する

⑤英語文化を理解し、幅広く多様な英語力を深める

です。


私はもちろん今step1にいるところです。

これだという確信はありませんが、

内容は一番しっくりきた気がします。

なのでとりあえずこの本を試して結果どうなったかをまた示せたらと思います。


もし私は留学もせず、日常で英語を話す機会はほとんどないが

英語力に自信があるという方がいたら体得方法をぜひご教授下さい!

足関節前方にある組織 底屈制限とインピンジメント

前回は距骨の後方にある組織から背屈制限について考えました。

 ⇒ 距骨とアキレス腱の間にあるものたち


この流れで今回は距骨の前方にある組織について考えたいと思います。

足関節前方組織


前方にある組織は上図から以下の通り考えられます。


 1)皮膚 ・・・ 手術後では切開創の癒着が問題となることが多々あります。

 2)筋 ・・・ TA、EHL、EDL、等。

 3)靭帯 ・・・ 伸筋支帯(十字靭帯)、横靭帯。

 4)関節包 ・・・ 前方関節包。

 5)脂肪体 ・・・ pretalar fat pad。



後方組織と同様に考えると、

前方組織の柔軟性低下 → 距骨前方移動阻害 → 足関節底屈制限

と考えられます。 

実際に私の失敗談として底屈制限を作ってしまったことは以前書きました。

今思うと前方関節包の拘縮を作ってしまったと思います。

 ⇒ 足部に対する思い出


ただ私の臨床上の印象としましては、

足関節底屈制限 << 足関節背屈時の前方の痛み(インピンジメント)

が問題となることの方が多い気がします。

特に蹲踞をとった際に前が痛いと訴えられることが多いです。


背屈時に足部前方に疼痛が出現する理由としては、

距骨前方の組織柔軟性低下により、

あるいはTA、EHL、EDLの脂肪体引き上げ不足により、

前方関節包がインピンジメントするためと考えられます。

(距腿関節の衝突の可能性も考えられますが・・・)


よって足関節前方組織は底屈時だけでなく背屈時も治療対象となり得ます。

治療方法は以下の通り紹介されています。

前方組織治療方法


足関節背屈時(蹲踞時)に足関節前方の痛みを訴えられたら、

距骨前方にある組織をちょっと思い出してみて下さい!

あと底屈制限を作らないために可能なら早期の正座獲得が重要だと思います!

私と同じ失敗をしないで下さいね。

距骨とアキレス腱の間にあるものたち

前回は脱線の後に 「長拇趾屈筋」 が足関節背屈制限につながることを書きました。

 ⇒ 
意外に強力な長拇趾屈筋!


今回は前回の内容を受け、距骨とアキレス腱の間にある組織について。


足関節が背屈する際に、距骨は後方へ移動します。

つまり後方にある組織が硬くなっていると距骨は後方へ移動できなくなります。

すると足関節背屈制限となったり、組織のインピンジメントを引き起こしたりします。

(その代表格が長拇趾屈筋であることを前回書きました。)

よって距骨の後方に位置する組織を知っていれば

足関節背屈制限を予防できたり治療できたりします。


では距骨の後方に存在する組織には何があるのでしょうか?

考え方は膝関節で考えた時と一緒です。

 ⇒ 
膝関節屈曲制限因子となり得るものたち

軟部組織の大枠を考えて実際に解剖学の本を見てみましょう!


足関節後方にあるものたち


 1)皮膚 ・・・ 手術後では切開創の癒着が問題となることが多々あります。

 2)筋 ・・・ Gastro、Soleus、FHL、FDL、TP、等。

 3)靭帯 ・・・ 後距腓靭帯、三角靭帯(後脛距部)、等。

 4)関節包 ・・・ 後方関節包

 5)脂肪体 ・・・ PJFP、Kager's fat pad。


脂肪体の項目はこちらを参照 ⇒ 足関節周辺の脂肪体(fat pad)

なおこの時に書き忘れていましたが、

preachilles fat pad は

別名 「Kager's fat pad (ケーガ(ジャ)ーズファットパッド)」

として有名です。


以上のような組織が距骨の後方に存在しています。

よって背屈制限がある場合にはそれぞれにアプローチしてみることとなります。


後方組織治療方法

毎回言っていますが 「分かる」 のと 「できる」 のは全く違います。

日々研鑽ですね。

私も負けじと挑戦し続けたいと思います!

意外に強力な長拇趾屈筋!

前回は足ポンピング(腓腹筋・ヒラメ筋)について書きました。

足ポンピングは理学療法士にとっての常識ですが、意外にできていないことが多いので

もう一度患者さんの運動を、また理学療法士の指導方法を見直してみて下さい!

 ⇒ 足ポンピング しっかり底屈してますか?


ちょっと本日の内容に入る前に...

ブログにコメントを頂ける方がいらっしゃって本当に感謝しています!!

ブログに限らず職場のミーティング等で皆さんは発言しますか?

人と人とが交わるとトラブルが起きる可能性はもちろんありますが、

それを恐れて自分の意見を言わないのであれば

厳しい言い方ですがその場にあなたは必要ありません。

『 思ったことは必ず形に! 1ミーティング1発言!! 』

私は当ブログで言いたいことを言わせてもらっていますが、

職場でもかなり言いたいことを言わせてもらっています笑

寛容な上司のおかげですが。


自分が思っているほどの評価を人からいただけることは絶対にありません!!

「私がこんな頑張っているのにあの人は」 とか

「こんなにも頑張っているのになんで評価してもらえないんだろう」とか

みたいにみんな考えていますから。


「 10人の人がいるとしたら、そのうち1人は

  どんなことがあってもあなたを批判する。

  あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。

  そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。

  残りの7人は、どちらでもない人々だ 」


 ⇒ 嫌われる勇気


人からの評価を恐れず思ったことを形にするようにしましょうね!

今日まであなたが生きてこられたなら

あなたがいまここに存在する価値が必ずありますから。

当ブログを見て下さる方、コメントいただける方、本当にありがとうございます!



だいぶ話が逸れましたが、『長拇趾屈筋』 の話に戻りたいと思います。

学生時代にその筋肉の存在自体は把握していましたが、

足関節拘縮に対してこんなにも影響するものとは思っていませんでした。

長拇趾屈筋恐るべしですよ!


まずは解剖から。

長拇指屈筋


拇趾なんで小さな筋肉かと思っていたのですがそんなことはありません。

筋腹はかなり大きく、筋力(パワー)もかなりのものです!

腹臥位で膝関節屈曲位で拇趾(MTP関節)を屈曲してもらい

それを検者が体重をかけて引っ張てもびくともしないはずです。


そして足関節背屈制限がある患者さんでは、

長拇趾屈筋のスパズムや収縮不全、短縮が起こっている場合が多いです。

長拇趾屈筋は足関節底屈補助筋でもあるので、

背屈制限因子と言われればまあ納得できると思いますが

あんまりピンと来ない人もいるのではないでしょうか?

私も最初はあまり分からなかったのですが、

長拇趾屈筋は間違いなく足関節背屈制限因子のかなり大きな部分を占めます。

なぜかは下の図を見てもらえれば分かると思います。

長拇趾屈筋腱走行


足関節背屈時に距骨は後方に移動しますが、

長拇趾屈筋に問題があるとその動きをかなり制限します。

結果的に足関節背屈制限となってしまいます。


治療としては 「ストレッチ」 や 「自動介助運動」 がいいと思います。

FHLストレッチ


腹臥位が行いやすいと思います。

図にも示しましたが、

しっかりとwindlass機構を抑制して行う必要があります。

また筋腹の直接圧迫による引きのばしも併用して行います。


一方、自動介助運動をする場合にはしっかりと収縮させきる必要があります。

具体的には

 ・IP関節ではなく、MTP関節をしっかり曲げること!

 ・足関節を底屈させること!

です。


足関節拘縮がある方には効果的な治療方法となり得るのでぜひやってみて下さい!


☆ 読んで頂きありがとうございました!

ぜひ興味があれば他の記事も・・・

ブログトップ ⇒ 理学療法士(PT)だって人間だもん


また 脊椎圧迫骨折に対する理学療法 に関するところも読んで頂けると幸いです。

骨粗鬆症について
 ⇒ 
骨粗鬆症性 脊椎圧迫骨折 に対する 理学療法②

脊椎圧迫骨折と治療法について
 ⇒ 
骨粗鬆症性 脊椎圧迫骨折 に対する 理学療法③

脊椎圧迫骨折の理学療法プログラム(運動)について
 ⇒ 
骨粗鬆症性 脊椎圧迫骨折 に対する 理学療法④

脊椎圧迫骨折の固定方法について
 ⇒ 
脊椎圧迫骨折に対する固定方法 体幹ギプス?コルセット?

脊椎圧迫骨折の疼痛管理の重要性について
 ⇒ 
脊椎圧迫骨折に対する理学療法 疼痛の評価が命

脊椎圧迫骨折部位の異常可動性について
 ⇒ 
脊椎圧迫骨折の骨折部位はかなり動く! それに対して体幹ギプス固定?コルセット? 

脊椎圧迫骨折の体幹ギプス固定の特徴と基本動作について
 ⇒ 
理学療法士による脊椎圧迫骨折に対する基本動作指導

脊椎圧迫骨折に対するインナーマッスルトレーニングについて
 ⇒ 
脊椎圧迫骨折に対するインナーマッスルトレーニング 『腸腰筋』『腹横筋』『骨盤底筋群』『横隔膜』『多裂筋』

軟性装具
 ⇒ 
脊椎圧迫骨折患者に対する軟性コルセットの巻き方



ブログランキングにも参加しています。

1日1回クリックして応援してくださると幸いです☆


理学療法 ブログランキングへ

にほんブログ村 病気ブログ 理学療法士・作業療法士へ
にほんブログ村

どうぞよろしくお願いいたします。

足ポンピング しっかり底屈してますか?

前回は足関節拘縮のうち、筋性拘縮について書きました。

⇒ 
足関節拘縮 筋性拘縮を考えよう

単関節筋と二関節筋、あるいはdynamic tenodesis effectを考慮して

足関節可動域制限に関与する筋を特定していきます。



本日は「腓腹筋・ヒラメ筋」について考えたいと思います。

腓腹筋・ヒラメ筋


一番分かりやすい単関節筋と二関節筋の関係ですね!

腓腹筋 ヒラメ筋


急性期の深部静脈血栓症予防に必ず足ポンピングのプログラムを選択するので

誰でもしっかり収縮できると思われがちです。


しかし臨床場面を見てみると足ポンピングを

ちゃんとできている患者さんが非常に少ない!

そもそも理学療法士の指導が不十分な場合も多い。


失敗しやすい点は、

①足関節背屈運動と勘違いする

 ⇒ 患者さんに 「足首を上げたり下ろしたりを繰り返しやっておいてね!」

   と説明するので患者さんは足関節を背屈することに必死になる。

   足関節を背屈した方がより力が入っている感覚になり、

   ヒラメ筋が緊張することでそこに力が入っているような錯覚におちいる。


②底屈が不十分である

 ⇒ 仰臥位で運動を行う場合、安静時から足関節は底屈位となっている。

   そこからさらに底屈運動をするので可動範囲が狭く、

   あまり力が入っている感覚が得られにくい。


③代償動作となっている

 FHL(長拇指屈筋)やFDL(長趾屈筋)、TP(後脛骨筋)、PL(長腓骨筋)

 の代償動作となりやすい。

 見た目上、足関節内がえしや外返しを伴っていたり、

 一番多いのが親指を一生懸命曲げて運動している。



足ポンピング(腓腹筋・ヒラメ筋による底屈運動)をしっかり行うためには、

① 底屈運動の方が大事であることを患者さんにしっかり説明する!

② 立位が可能となった段階で速やかに立位でのつま先立ち運動に切り替える

③ 仰臥位で行う場合は、セラピストが踵骨をしっかりと把持し

  まずは自動介助~軽度抵抗運動(踵骨に抵抗をかける!)を行い、

  腓腹筋に収縮が入る感覚を学習してもらう!

➃ 膝関節の肢位に注意する!

  (腓腹筋を収縮させたい場合が多いので、基本は膝関節完全伸展位)



術後急性期にしっかりと自動介助運動をして

収縮を学習することが本当に大事だと思います!

理学療法士にとっては足ポンピングは誰でも知っている運動だが、

患者さんにとっては初めての場合がほとんど。

分かっているつもりではなく、

しっかりとできるようになるまで繰り返し指導しましょう。

初心忘るべからず!
スポンサードリンク
ブログ内検索

ブログ内検索


ブログランキング
にほんブログ村 病気ブログ 理学療法士・作業療法士へ
にほんブログ村

応援よろしくお願い致します!

いらなくなった専門書を高く売る


スポンサードリンク
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

スポンサードリンク
livedoor プロフィール

関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーション(下肢)改訂第2版 [ 整形外科リハビリテーション学会 ]

運動療法のための機能解剖学的触診技術(上肢)改訂第2版 [ 林典雄 ]

【送料無料】 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹 改訂第2版 / 林典雄 【全集・双書】

運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 [ 工藤慎太郎 ]

運動療法の「なぜ?」がわかる超音波解剖 [ 工藤慎太郎 ]

肩関節拘縮の評価と運動療法 [ 赤羽根良和 ]

運動療法に役立つ単純X線像の読み方 [ 浅野昭裕 ]

筋骨格系のキネシオロジー第2版 [ ドナルド・A.ニューマン ]

プロメテウス解剖学アトラス(解剖学総論/運動器系)第2版 [ ミハエル・シュンケ ]

図解関節・運動器の機能解剖 上巻

図解関節・運動器の機能解剖 下巻

運動機能障害症候群のマネジメント [ シャーリー・A.サーマン ]

運動機能障害症候群のマネジメント(続) [ シャーリー・A.サーマン ]

運動療法学第2版 [ 市橋則明 ]

【送料無料】 高齢者の機能障害に対する運動療法 運動療法学各論 / 市橋則明 【単行本】

認知症患者の摂食・嚥下リハビリテーション [ 野原幹司 ]

呼吸・心臓リハビリテーション改訂第2版 [ 高橋哲也 ]

心臓リハビリテーション [ ジャパンハートクラブ ]

心臓リハビリテーション現場で役立つtips [ ジャパンハートクラブ ]




ブログ内検索
  • ライブドアブログ